第45号
藤沢法人会 メールマガジン会員の皆様
今年もあと一週間を切りました。忙しない年の瀬、いかがお過ごしでしょうか?
今月のメールマガジンは今年を振り返り、来年の展望を考える情報を集めてみましょう。
▼今月のトピックス!▼
GDP成長率、実質1.5%の強含み見通し
政府は2017年度の国内総生産(GDP)成長率見通しを、これまでの試算より上方修正し、実質で1.5%程度、名目で2.5%程度とし、次年度予算案のベースとする方針を固めた。上方修正した根拠として、企業業績が堅調に推移し、設備投資も増加、さらに海外経済の回復によって、成長していくものと見込んでいる。ただ、民間シンクタンクでは実質1.0%近辺、日銀は1.3%と予測しており、政府の強気な見通し姿勢がみられる。
一方で金融緩和の影響といえば・・・
日銀の金融緩和策、6割が「実感できない」
帝国データバンクが行なった日銀の金融緩和政策に対する企業の意識調査を行なったところ、59.7%が「その効果を実感できない」と答え、「実感がある」(12.9%)を大きく上回っており、「分らない」(27.9%)も3割近くに及んでいた。「実感がある」と答えた企業を業界別にみると、金融が24.8%、不動産が22.0%、運輸・倉庫が14.1%、製造が14.0%となっている。金融緩和の影響を受けたと実感する企業が一部にとどまっている実態を浮き彫りにした。
また、消費税の増税は正式に延期になりました。
消費税増税、2年半延期法が成立
参院本会議で、消費税率10%への増税を延期する法案が成立し、2019年10月から10%へ引き上げられることになった。今回の法案成立によって、低所得者対策としての酒類・外食を除く飲食料品や新聞に適用される軽減税率の導入も2年半延期されることとなり、自動車購入時にかかる自動車取得税廃止も先送りされることが決まった。消費税率引き上げは、2015年10月から2017年4月に延期され、今回で2度の先送りとなった。
税収が増えないということは、それはそれで問題ありのはずですね?
2016年度税収、7年ぶりに前年割れ
政府は2016年度の国の税収見通しについて前年度実績(56.3兆円)を下回る55兆円台後半に下方修正する考えを固め、2016年度第3次補正予算案で、税収不足分を赤字国債の発行で賄う方針である。当初見積の57.6兆円から約2兆円下回り、リーマンショック後の2010年度から増収を続けてきたが、7年ぶりに前年を割り込み、赤字国債発行に至った。円高などで企業収益が落ち込み、法人税収が減ることが主因として挙げている。
さて、少しだけありがたいお話も飛び込んできました。
事故減少で自賠責保険料引き下げ
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)が来年4月から引き下げられる見通しにあることが分かった。安全技術の普及進展に伴い、交通事故件数が減り、保険金支払いも減少したことで保険収支が改善してきており、自賠責保険審議会にて値下げ幅の議論を経て、2017年4月契約分から引き下げられる。引き下げ幅は全車種平均で7%前後となる見通しにある。引き下げられれば、9年ぶりとなる。
それから・・・インターネット利用はますます広く一般化される方向にあります。
日本郵便、ネットで受け取れる「マイポスト」
日本郵便は来年7月から、公共料金の明細など重要情報をインターネット上の個人専用ポストで受け取れるサービス「マイポスト」を全国展開する方針を固めた。マイポストは、住所・使命などを登録してアカウントを開設するとネット上で受け取れることができるもの。既に会津若松市では、健診お知らせ、選挙投票所の案内、入学通知などをマイポスト利用者に送付している。マイポストは、来年7月から運用が始まるマイナンバー制度の個人向けサイト「マイポータル」と連携するとしている。
さてさて、年が明けると各支部でもいろいろなイベントが用意されていますね?
1月18日には女性部主催の新春賀詞交歓会が予定されています。
女性会員や男性経営者の奥様、女性従業員の皆様には是非ともお越しいただきたい内容です。
また、2月8日には藤沢南支部、藤沢西支部、藤沢東支部の3支部合同の講演会も興味深い内容です。
そのあとの名刺交換会も新たな人脈を作り新たな取引や顧客開拓に繋がるかも知れません。
また、2月16日(木)、藤沢法人会館で行われる本部主催のセミナーも「誤努力脱却のための3つのポイント」と是非とも聞いておきたいテーマです。
さらに勉強をしたい人には税務教室が5回シリーズで1月開講されます。
日時:平成29年1月24日~2月15日 全5回(不定期)
毎回:午後1時30分開会、同4時00分終了予定
場所:藤沢法人会館 二階会議室
講師:木 村 涼 氏(藤沢税務署法人課税第一部門審理担当官)
定員:60名(先着順)
受講料:無 料