メールマガジン 2017年7月28日号

第52号


 

藤沢法人会 メールマガジン会員の皆様

梅雨も明けました。本格的な夏が来ます。
気温は急上昇、しばらくは、日中はもちろん、夜も熱帯夜が続くでしょう。
お祭り、花火大会、そしてお盆休みと楽しいこともありますが、熱中症に気をつけなくてはならない夏です。

さて、今月も社会経済のニュースをお届けしましょう。

▼今月のトピックス!▼

  1. 消費支出減、過去最長の15カ月連続

  2. 内閣府、2018年度成長率を1.4%と予想

  3. 日銀、物価上昇率目標の達成時期を延期

  4. 2020年度のPB、8.2兆円の赤字に

  5. 日本の人口減、過去最多の32万人

  6. 日本の平均寿命、25年間で4.2歳延びる

  7. 75歳以上同士の「超老老介護」は3割に

 

消費支出減、過去最長の15カ月連続

総務省は5月の2人以上世帯の家計調査で、1世帯当たりの消費支出は前年同月比0.1%減の28万3056円だったと発表しました。マイナスは15カ月連続で、比較可能な2001年以降で過去最長を更新したことになる。「被服及び履物」が13.1%減と大幅な減少がみられ、外食不振を背景に「食料」も2.2%減と10カ月連続で減少しています。先月、政府は景気拡大局面がバブル期を抜き、戦後3番目の長さに達したと発表しましたが、今回の最長となった消費支出減は「実感なき景気回復」を浮き彫りにしました。

 


やはり、そういうことですよね?

内閣府、2018年度成長率を1.4%と予想

内閣府は2018年度の国内総生産(GDP)成長率を前年度比1.4%となるとの試算をまとめました。試算では、所得環境の改善により個人消費の緩やかに回復軌道が続くとみています。民間エコノミストによる実質GDP予測の平均値は1.1%となっており、強含みの感があると指摘されているとともに、政府が掲げている名目GDP600兆円の達成のために必要な「2%成長」には届いていないとの指摘も出ています。

 


このニュースも、やはり・・・という感じです。さらにこういうことだそうです。

日銀、物価上昇率目標の達成時期を延期

日銀は金融政策決定会合で、かねてから掲げてきた物価上昇率2%達成時期を2018年度頃としてきたのを2019年度頃にと、さらに1年先送りすることを決めました。当初、2013年時に2%目標を2年程度で達成するとしてきましたが、今回の決定で6回目の先送りとなりました。日銀では、想定よりも物価上昇が弱いのは、家計の節約志向を背景に、企業が値上げに慎重な姿勢を崩していないためだと分析するとともに、景気や雇用情勢の改善傾向から、今後、物価や賃金の上昇が進むとみています。

 

2020年度のPB、8.2兆円の赤字に

政府が経済財政諮問会議に提示した中長期の経済財政試算によると、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)は名目3%以上・実質2%以上とする高い経済成長率の下であっても、2020年度に8兆2千億円の赤字となる見通しが明らかになりました。2020年度にPBを黒字化する財政健全化目標を掲げているものの、現実の達成は困難であることを試算で示したことになり、財政悪化への歯止めが見えない現状にあります。

 


さて、少子化、高齢化の話題は尽きることがありません。

 

日本の人口減、過去最多の32万人

総務省が発表した今年1月1日時点の住民台帳に基づく人口動態調査によると、国内の日本人は1億2558万人となり、前年より30万8084人減少したことが明らかになりました。初めて前年を30万人上回り、人口減少は8年連続となりました。41道府県で前年を割り込み、東京圏の一極集中も浮き彫りにしました。また、死亡者数から出生者数を差し引いた自然減は統計開始の1950年以降で最多の32万8313人となり、今後も高齢者の増加と出生数の減少傾向を背景に自然減の拡大は続くとみられます。

 

日本の平均寿命、25年間で4.2歳延びる

東京大の渋谷教授らのチームの研究結果によると、日本の平均寿命は1990年の79.0歳から2015年の83.2歳へ4.2歳延びたことが分かりました。また、2015年の平均寿命が最長だった滋賀県(84.7歳)と最短だった青森県(81.6歳)との差は3.1歳もあり、都道府県間の格差は拡大していると研究チームは指摘しています。また、健康上の問題がなく日常生活ができる健康寿命も70.4歳から73.9歳に延びています。

 

75歳以上同士の「超老老介護」は3割に

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、平成28年に介護を受ける人も介護を担う人も75歳以上という「超老老介護」世帯は過去最高の30.2%になったことが分かりました。また、65歳以上同士の「老老介護」も54.7%と過去最高を更新しました。また、介護が必要になった主な原因として、最多は「認知症」で、次いで「脳卒中などの脳血管疾患」「高齢による衰弱」が続いたが、認知症が介護の要因として最多となったのは初めてとなりました。

 



何だか、暗い見通しのニュースばかりで楽しくありませんね?今月はここで楽しい話題をお届けしましょう。
藤沢法人会の楽しくて明るい話題をお届けしましょう。

まず、9月6日(水)に会員懇談会が開催されます。
これは今年の会員増強運動の決起大会と、この9月または昨年入会された新しい会員さんとの親睦する懇談会という意味合いがあります。

既存の会員の皆さんも新たなビジネスのきっかけを作ったり、ビジネスのヒントをもらったりすることもあるでしょう。皆さんは、藤沢法人会の仲間とどのくらい親しくされていらっしゃいますか?
お申込はこちらをご覧ください。
http://www.fujisawahojinkai.or.jp/honbu/

また、ゴルフを趣味にされている方にも楽しみなお知らせがあります。
10月16日(月)、芙蓉カントリー倶楽部でチャリテーゴルフ大会が25組100名の規模で開催されます。これは社会貢献を目的とした公益事業ですが、会員相互の親睦の一日になるのは間違いありません。
プレイ費は20,980円でパーティ代、昼食代を含みます。※別途、チャリティ代1,000円を含む参加費が2,000円かかります。
秋の一日、地元の仲間と気持ちのいい汗をかきませんか?お申込はこちらからどうぞ。
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この他にも8月にバーベキュー大会を開催する支部も藤沢西支部、藤沢南支部など、各支部の夏のイベントも楽しものがたくさんあります。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

また、役に立つセミナーとして、青年部主催の税務・経営セミナーも是非、都合を付けて参加したいところです。テーマは「消費税・軽減税率について」、無料のセミナーです。ご参加申し込みはこちらから・・・
http://www.fujisawahojinkai.or.jp/seinenbu

新年度になって早くも4ヶ月、そして9月からは会員増強運動も始まるこの夏、お知り合いの経営者の方、新たに起業された方を誘って、法人会活動を楽しく役に立つものにしていただきたいものです。

今月も最後までお読みいただきましてありがとうございました。